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タオバオモール(淘宝商城):タオバオのBtoCモール(2)
前回の記事はこちら
さて、タオバオモール(taobao mall)を、中国ネットショップ市場への進出を望む
日本企業の立場から見てみると、こういうことになると思います。
1.タオバオモールはハードルが高い
→前回の記事で説明したとおりです。
100%資本の中国内資法人でないと出店できません。
また、コスト的にもハードルが高いです。
売上から、タオバオに2~5%の手数料を取られます。
さらに「タオバオポイント」として0.5%引かれます。
ですが、悪いことばかりではありません。
2.タオバオモールは「売りやすい」
→まず、トラフィック(アクセス)が集まるような仕掛け・配慮が
いっぱいです。検索結果では優先的にトップに表示されますし、季節のイベントなどは
モールの店舗が優先的に参加できます。
知らない間にアクセスが集まるような、そんなことになっています。
また、「すべてホンモノである」とタオバオが一応認めているので、
CtoCのお店よりも顧客に信頼されやすいということもメリットです。
「一応」と書いたのは、その辺のチェックは正直100%ではなく、
モール店舗でもアヤシイものもけっこう見かけるので・・・・・・^^;
さらに、タオバオが指定する物流業者の割引サービスが受けられたり、
優先的に広告枠をもらえたり、とさまざまな差別、もとい優遇処置があります。
では、タオバオ(CtoC)とタオバオモール(BtoC)のどちらを
選ぶべきなのでしょうか?
タオバオモールはコストと労力がかかりますが、当初からある程度の
売上が見込めます。
タオバオ(CtoC)はコストはかかりませんが、売れるようになるまで
時間がかかります。
この辺のバランスを見て、どちらが御社に最適か?
考えてみてくださいね。
タオバオモールへの出店・運営代行ももちろんご相談ください!